販促型録2025
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81湿気による紙の伸縮で起こるカールを抑制する効果を持ったナイロンフィルムを使用する表面加工です。薄紙の書籍カバーや電車内の中吊りポスター、カレンダーなどに最適な加工です。まるで和紙のようなやわらかな風合いを持ち、フィルムの上から追い刷りをすることもできる表面加工です。半紙のような「プレーン」と京花紙のような「雲竜」をご用意しています。鏡面のような光沢感を出し、高級感を演出する際に最適な表面加工です。主に教材や雑誌の表紙、ポストカード、商品パッケージに使用されています。折り丁を開いた状態で重ねて丁合し、最後に折り丁の真中(背に相当する部分)を針金で2箇所綴じる方法です。「背とじ」という呼び方もあります。04 アジロ綴じ無線綴じとは逆に本文の背中を削らず、折り丁の背中にミシン状のスリットを入れ、接着剤を浸透させて表紙でくるみます。無線綴じと比べ、背中は多少厚くなりますが強度の高い本となります。主にシールの台紙や商品パッケージに使われる、高い透明感のあるPET素材を使用する表面加工です。通常のPPフィルムに比べ、硬度・耐光性が高い特徴があります。表面強度を高め、加工による退色・変色が少ない表面加工です。光沢感のあるグロスタイプとつや消しのマットタイプの2種類をご用意しています。一般的なニス引きよりも比較的低コストで光沢感やつや消しができる表面加工です。特にマット表現が得意で、主に商品パッケージに使用されることが多い加工です。本のノドの近くを表面から綴じる方法です。一般に針金綴じをさしますが、ミシン綴じもあります。便箋・原稿用紙・単式伝票・メモ帳などの背固めとして使用される方法です。1枚ずつ剥がしやすい加工です。複写伝票のように感圧紙の特性で1セットになっているものは、1セット1セットの間にセパレートワックスがはいり、一定枚数ごと剥がせます。02 スカッフフリーマットPP擦れ傷がつきにくい耐スクラッチ適性を持たせた、特殊なハードコーティングを施した表面強度のあるマットPPの表面加工です。本や冊子の表紙、商品パッケージに最適な表面加工です。05 PET08 UVラミコート(グロス・マット)11 ビニール引き(グロス・マット)02 平綴じ05 天糊しっとりとした高級感のある手触りが特徴的なマットPPを使う表面加工です。スカッフフリーマットPPと同じく、擦れ傷がつきにくい耐スクラッチ適性も兼ね備えています。通常の白い紙を、金属のようなメタリック感やホログラムを施した紙のように見せる表面加工です。上に追い刷りができ、下地の白インキの濃度によってメタリック感を調整できます。光に反射しキラキラ輝き、見る角度によって絵柄が変化するホログラムを施すことができる表面加工です。細かなラメのような「シティライト」をはじめ、20種類を常備しています。主に下敷きや会員証の加工に使われる、厚みがあり硬度・耐久性に優れた塩ビシートを使った表面加工です。用途に合わせ、シートの厚さを選ぶことができます。表紙クルミ加工時に本文の背中を平らに削り、表紙でくるむので、強度は多少落ちますが、背が平らで綺麗な本ができあがります。06 PUR製本見た目は無線綴じと変わりませんが、接着強度の高いポリウレタン樹脂をベースにしたPURホットメルト接着剤を使用しているため、ページの開きが良く、開きの耐久性も高いことが特徴です。また、リサイクル適性も高い製本方法です。04 カール抑制フィルム07 和紙フィルム10 プレスコート070903 ベルベットマットPP06 銀蒸着PET09 UVラミコート(ホログラム)12 硬質塩ビ(PVC)03 無線綴じ■印刷 加工オプション①表面加工01 PP加工(グロス・マット)主に印刷物の表面保護・補強や光沢感・高級感を演出するために使われる、一般的な表面加工です。光沢感のある「グロスPP」とつや消しができる「マットPP」の2種類をご用意しています。②綴じ加工01 中綴じ

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