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意思を受け継ぐ

2022年05月25日

こんにちは。動画ディレクターをしておりますYMです。

我が家は10年前から猫を飼いだしました。
1匹目は知り合いから保護猫を譲って頂きました。
2匹目は自宅の前で路頭に迷っていた子猫を保護してそのまま家族になりました。
3匹目は家内の実家に住み着いてしまった野良猫を保護して、そのまま家族になりました。
産まれたところは全く違うのに、面白いことに全部キジトラ柄の猫たち。
1匹目の長男坊は面倒見がよく、妹・弟たちも長男坊ととても仲良くて、見ているこちらも微笑ましい状況でした。
昨年の6月、長男坊が病気になり急逝してしまいました。
長男坊とまるで親子の関係だった末っ子の弟は特に悲しみが深かったようです。
亡くなってしばらくは長男坊を探し続けては、悲しそうに鳴いていました。
長男坊がよくいた場所で小さく丸くなって座っている姿は私たち家族にとっても涙を誘う姿でした。

それから半月ほどしてからのこと。
末っ子は、ご飯を貰う時以外は私たちに近づこうとしなかったのですが、ようやく私たちに甘えてくれるようになりました。
特に私が気に入られているようで、寝室に向かおうとする気配を察知した途端、全力で後を追い寝室に入ってきます。
私がベッドに入ると、彼は私に身体を預け、撫でることを要求して来ます。
彼が飽きて身体を離すまでずっと撫で続けなくてはならないという奉仕を求められます。
私が眠くなり、撫でるのを蔑ろにすると耳元で「にゃー!」と叫ばれ文句を言われる始末。
毎晩10~15分、彼を撫で続けてから眠りに落ちるという日々です。

これには理由があります。
長男坊は、まだ子猫だった末っ子を寝かせる為にずっと毛繕いをしてあげてました。
まるで母親みたいに。
オス猫なのに出ないおっぱいも与えていました。
末っ子の甘えたい欲求を、ただひたすら好きなようにやらせていた長男坊の意思を私が受け継ぎ、これからも毎晩、末っ子に奉仕をし続けていきたいと思います。

左・・・キジトラ柄の3匹の猫たち
中・・・出ない長男坊のおっぱいを吸う末っ子
右・・・寝るときに甘えまくってくる末っ子



※写真をクリックすると大きな画像でみることができます。

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