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2025.04.10
クリエイティブの裏側~イラスト編~

イラストや写真、文字組など… デザインには様々な表現手法がありますが、それらがどのような工程を経て生まれているのか、ご存じでしょうか?
今回より、普段見ることのできないデザイン制作の裏側をテーマに分けてご紹介していきます。
初回となる今回は、ビジュアルコンテンツ制作の中でも特に「イラスト制作」にフォーカスし、その制作プロセスをステップごとにご紹介します。
なぜ、ビジュアルコンテンツにイラストが有効なのか?
私たちの身の回りには、広告・WEBサイト・パンフレットなど、イラストを活用したデザインが多く存在します。
これは、イラストが視覚的なインパクトを与え、情報を直感的に伝えやすいという特長を持つからです。
イラストは、複雑な情報を視覚的に整理するだけでなく、ブランドの世界観を伝えたり、採用活動における企業の魅力を表現したりと、幅広い場面で効果を発揮します。
STEP1. ヒアリング
お客様から依頼内容、目的、条件納期などについての説明を受けます。
STEP2. アイデア出し
課題に対してベストな表現方法を考え、パターン出しを行っていきます。
STEP3. サムネイル作成
全体のレイアウトを手書きで描き起こし、イラストの表現方法や配置を考えていきます。
これをサムネイルと呼び、イラストだけでなくデザイン全体の設計図になります。

STEP4. ラフ作成

PC 上でより具体的にイラストのイメージを作成。
内容にあったレイアウト・構図・トーンを決めていきます。
この時点で文字情報も配置していきます。
STEP5. イラスト制作

ラフやサムネイルをもとに、イラストを作成していきます。
描き上げたイラストをデザインと組み合わせてレイアウト。
タイポグラフィやその他の要素と組み合わせ作成していきます。
STEP6. ブラッシュアップ

細部の描き込みやバランス調整を行い、完成度を高めます。
この工程で視認性・可読性・訴求力を最適化し、よりユーザーに伝わるデザインに仕上げていきます。

情報発信に、イラストという選択肢を
いかがでしたでしょうか?
「イラスト=娯楽向け」という印象を持たれることもありますが、実際にはビジネスや公共分野における情報発信にも有効な手段です。
伝えたい内容を整理し、視覚的にわかりやすく伝えることで、見る人の理解や関心を自然に引き出すことができます。
パンフレット、Webサイト、広報資料、イベントツールなど、さまざまなシーンで活用が広がっています。
情報の伝達において「伝わるかたち」を模索されている方は、
ぜひ一度、イラストの活用を検討されてみてはいかがでしょうか。
その他の制作実績はこちらからご覧になれます。

「導入を検討してみたい」「活用方法について詳しく知りたい」
そんな場合は、お気軽にご相談ください。
お客様の目的や課題に合わせた、最適なビジュアル表現をご提案いたします。
