望月印刷株式会社 望月印刷株式会社

2026.06.22

「120%課題を解決できた」——日本初の特許技術を用いた宅配サービス『トリイク』、本格オープンを支えた2本のLP制作

取締役COO 石戸智美

深刻な人手不足や再配達リスクといった物流課題に、まったく新しいアプローチで挑む株式会社EveryWiLL。

同社が展開するのは、店舗や施設のわずかな未利用スペース(1.5坪〜)を「無人の宅配荷物受け取りスポット」に変える、日本初の特許技術を用いた運送インフラサービス『トリイク』です。

2026年7月予定の本格オープンを前に、同社は一般ユーザー獲得用のtoC向けLPと、商業施設・小売店開拓のためのtoB向けLPの2本の制作を望月印刷にご依頼くださいました。

「前例のないサービスを、どう伝えるか」。
その難題にともに向き合った制作の裏側を、取締役COOの石戸智美様に伺いました。

御社の事業内容と、石戸様のお役割を教えてください

当社(株式会社EveryWiLL)は、深刻な人手不足や再配達リスクといった物流課題を解決するため、新しい運送インフラサービス『トリイク』を展開しています。

トリイクは、荷物を自宅へ届けるのではなく、店舗や施設のわずかな未利用スペース(1.5坪〜)を「無人の宅配荷物受け取りスポット」に変えるサービスです。

激務のドライバーを救うと同時に、生活者には非対面・安心・自由な時間での受け取りを提供し、設置店舗には自動集客と売上純増をもたらす——いわば"5方よし"のビジネスモデルです。

私は取締役COOとして、マーケティング・広報・営業といったフロント業務全般の指揮を執っています。

今回ご依頼いただいた制作物はどのようなものでしたか

本格オープンへ向けた基盤づくりのため、2本のランディングページ制作をご依頼しました。

導入前の課題

ご依頼前、Webまわりで最も困っていたことは何でしたか

最も困っていたのは、ターゲット別の複雑な情報設計と、本格オープンへ向けたWeb上での信頼性の担保です。

『トリイク』は、日本初の特許技術を用いた「これまでにない全く新しい宅配の受け取り方」を提案するサービスです。

そのため、toC向けには「無人拠点でどうやって荷物を受け取るのか」「なぜ使うだけでポイントがもらえるのか」という仕組みを直感的に伝える必要がありました。

一方でtoB向けには、「わずか1.5坪のデッドスペースに置くだけで、本当に集客・売上純増につながるのか」という商業的メリットをロジカルに証明しなければなりません。

まったく性質の異なる2つの説得を、同時に成立させる必要があったのです。

その課題によって、業務や集客にどんな影響が出ていましたか

当時は本格オープンに向けた仕込みのフェーズにありました。

toCのLINE登録(会員獲得)と、toBの設置拠点開拓を同時に、かつハイスピードで進める必要がある状況です。

しかし、Webサイトでの訴求が不十分であれば、どれだけ広報や営業活動を行ってもフックがかからない。

本格展開のスタートダッシュに影響が出る、という課題を抱えていました。

社内ではどのような解決策を検討されていましたか

文字での説明を極力減らす、という方向性は社内でも見えていました。

toC向けには「ステップごとの利用手順の図解」や「実際の利用シーン画像」を組み込むべきだと考えていました。

toB向けには、国土交通省をはじめ公的機関に多数採択されているファクトを前面に出し、公共インフラとしての「絶対的な安心感と信頼性」を視覚的に担保するアプローチを検討していました。

制作会社の選定理由

数ある制作会社の中で、望月印刷にお声がけいただいた決め手は何でしたか

決め手は、圧倒的な提案力です。

単に見栄えの良いWebデザインを制作する会社ではなく、当社のビジネスモデルの本質——社会的意義と商業的価値の連動——を深く理解したうえで、マーケティング視点から「どうすればユーザーの心理的障壁が下がり、CVにつながるか」をロジカルに設計してくださいました。

BtoB視点での信頼感と、toC視点での親しみやすさを高いレベルで両立できるクリエイティブパートナーだと感じ、お任せしました。

また、これから本格オープンを迎えるにあたり、Web集客の要となる最新のAI検索・生成AI対策(GEO/AIO対策)について深い知見をお持ちだった点も、情報感度の高いスタートアップとしてお任せした大きな背景です。

発注前に不安だった点や、迷われた点はありましたか

前例のない新しいインフラサービスであるため、過去に類似の制作事例が存在しない点です。

私たちの複雑なシステムや「荷物を届けない」という特異なフローを、限られた時間の中でどこまで正確に解釈し、toC・toBそれぞれのターゲット向けに落とし込んでいただけるか。

そこには正直、不安がありました。

ですが、最初のオリエンテーション時の深いヒアリングと圧倒的な理解スピードによって、その懸念はすぐに解消されました。

制作プロセス・進行中の対応

打ち合わせやヒアリングで、印象に残ったことはありますか

こちらの要望をただ形にするのではなく、ユーザーや小売店が抱くリアルな心理的ハードルを徹底的に掘り下げてくださったことです。

toC向けには「無人拠点への入室や防犯への不安」。
toB向けには「導入後のスタッフの手間やトラブル時の対応」「スポットのスペック」。

こうした具体的なペインに対し、「この情報設計なら先回りして解決できる」という明確なUI/UX視点に基づいたワイヤーフレームをご提案いただいたのが、非常に印象的でした。

進行中、当社の対応で「助かった」と感じた場面を教えてください

タイトなスケジュールの中、突発的な仕様変更や追加マテリアルの提供に対しても、常に迅速かつ柔軟に並走していただいた点です。

スタートアップゆえ、LP制作中にも制度やルールの変更がありました。
修正が発生した際にも柔軟にご対応いただき、本当に助かりました。

制作中に苦労した点や、こだわって調整した点はありましたか

特にtoB向けLP( https://retail.toriiku-jp.com/ )の構成案づくりです。
どこをどう訴求し、どんな情報順序にするか——ここは非常に苦労し、何度も二転三転しました。

私たちは国土交通省の実証事業に採択された背景もあり、当初は「国策であるからこそ、今すぐ物流問題への対策を取るべきだ」という大義名分を強く打ち出そうとしていたんです。

しかし、物流問題に普段馴染みのない小売店や商業施設の担当者様からすれば、冒頭から国策の話をされても自分ごと化できず、意味がわかりません。

だからこそ、「どういう入りから始めれば、なぜ今、店舗でこの国策級の物流課題を解決しなければならないのか」という理由に納得し、自店の利益(集客・売上純増)へと自然に結びつけられるストーリーの流れを作ることに、徹底的にこだわりました。

私たちの葛藤に根気強く付き合い、見事な構成力でLPに落とし込んでくださったことに、深く感謝しています。

導入後の成果・効果

公開後、具体的にどのような変化がありましたか

今回の2本のLPは、本格オープン(2026年7月予定)に向けた集客・営業基盤として制作したものです。

そのため、実際の登録数や稼働率といった詳細な数値検証は、7月の商用稼働以降に実施していく計画です。

社内やお客様からの反応はいかがでしたか

現時点では本格オープン前のため主に社内の声になりますが、メンバーの士気は一気に高まりました。

フロントに立つ営業メンバーからも、「このLPがあるおかげで、大手デベロッパー様や小売チェーン様へ圧倒的な自信を持って『トリイク』を提案できるようになった」と、確かな手応えの声が上がっています。

当初の課題は、どの程度解決できましたか

120%解決できたと感じています。

世の中にない新しい運送インフラサービスだからこそ、本格オープン前にWeb上の「信頼の基盤」をどう構築するかが最大の課題でした。

私たちの葛藤に深く寄り添い、「1.5坪のデッドスペースがなぜ今、店舗や社会を救うのか」という理由をロジカルに落とし込んでくださったおかげで、最高のアウトプットで本格展開へのスタートダッシュを切ることができます。

今後の展望・これから依頼を検討している方へ

今後、サイトを使ってさらに挑戦したいことはありますか

2026年春の国内宅配ルールの変更(置き配の標準化、手渡し宅配の追加料金化など)を追い風に、トリイクは7月の本格オープンを皮切りに、全国の小売店・商業施設への拠点拡大フェーズに入ります。

「1.5坪のわずかなデッドスペースさえあれば、自動集客装置を設置できる」。
この強みをLPで広く認知させていきたいと考えています。

将来的には、サイトを通じて蓄積されたEC購入データやVOC(ユーザーの声)をリアルタイムに反映した、さらなる次世代型UI/UXへのアップデートにも、皆様と一緒に挑戦していきたいです。

どんな企業に望月印刷をおすすめしたいですか

世の中にまだない新しいビジネスや新規事業を立ち上げようとしている企業。

そして、社会的意義(ESG/SDGs)と商業的利益の双方を、高い次元で同時に最大化させたい企業に強くおすすめします。

ビジネスモデルの本質を瞬時に見抜き、ユーザーや企業決裁者の行動を変容させるストーリーへと昇華させてくれる、並外れた構成力を持った制作会社です。

これから依頼を検討している方へ、一言お願いします

御社のビジネスの「最強の理解者」であり、泥臭く並走してくれる「最高のマーケティングチーム」になってくれます。

迷われているなら、まずは事業への熱い想いをぶつけてみてください。
必ず想像を超える解を提示してくれます。

取材を終えて

本格オープンという極めて重要な節目に、「私たちの想いを具現化した最高の2本のLPを制作していただき、メンバー一同、心より感謝しております」と語ってくださった石戸様。

「これからも宅配の常識を変え、社会を救うインフラとして突き進んでいきます」。
そう力強く語るEveryWiLL様の挑戦に、望月印刷はこれからも全力で並走してまいります。

取材対象者:取締役COO 石戸智美 様
株式会社EveryWiLL
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1-22-3

『トリイク』一般ユーザー向けLP: https://toriiku-jp.com/
『トリイク』店舗・SC向けLP: https://retail.toriiku-jp.com/